1. ネパール現地事業
1-1. 生活林づくりプロジェクト
苗畑で、ポット苗をそだてる(ナルチャン村、第16回山岳エコロジースクール)
2008年度は、合計21,111本の苗木生産、植樹をおこないました(2009年6月集計)。樹種は、ナルチャン村では、マツ(マツ科)、ハンノキ(カバノキ科)、パンユー(バラ科)、マラータ(薪用)、ポンカン(オレンジ)、シッソ(インデアンローズウッド)、トゥー ▶︎続きを読む
事業報告 記事一覧
本年もヒマラヤ保全協会総会を開催しました。のべ33名の方々にご参加いただき、充実した会にすることができました。
本年は、会員総会プレイベントとして、講演会「ネパール 村人の暮らしと国際協力」(講師:清沢洋)、「サリジャ村の織物プロジェクト」(講師:遠藤昭一)を開催しました。
また、会員総会では、本年3月に終了した「植林プロジェクト(キバン-ナンギ地域)」(12年間で約70万本の植 ▶︎続きを読む
1. ネパール現地事業
1-1. 森林保全プロジェクト
ナンギ村の苗畑管理人のモッティさん。ヒマラヤ保全協会の森林保全プロジェクトを長年指導しており、なくてはならないキーパーソンです。
2007年度は、合計57,431本の苗木生産、植樹をおこないました(注)。1996年からの12年間で、のべ約71万本を植樹、約1,500ha(東京都の渋谷区に匹敵する面積)の森林を回復させました。
(注) ▶︎続きを読む
森林委員会のメンバー(サリジャ村)
ヒマラヤ保全協会は、パルバット郡サリジャ村において「生活林づくりプロジェクト」をおこなっています。将来的に、現地住民が自立的継続的に生活林づくりができるように、住民による森林委員会を結成し、住民が主体になった事業をすすめています。
1. ネパール現地事業報告
既存事業地である「キバン-ナンギ地域」からは徐々に撤退し(2007年度末をもって支援を終了 ▶︎続きを読む
本年は、特別講演(特別企画)として、国立民族学博物館准教授、ヒマラヤ保全協会会員の南真木人先生をおまねきし、「ネパール・ヒマラヤの人々と暮らし」についてご講演いただきました。また、会員総会の事業報告では、現地ネパールのすばらしい写真の数々をプロジェクターをつかって紹介しました。
【日 時】2007年7月7日(土)
【会 場】特別講演会・会員総会:環境パートナーシップオフィス・会議室 ▶︎続きを読む
解 説
2007年3月11日、東京・広尾のJICA地球広場において、JICA主催公開セミナー「住民と共に自然を守る -参加型自然環境保全と生計向上-」が開催された(注1)。 ヒマラヤ保全協会は、NGOが語る「ネパール山村における森林保全と生計向上」と題して実践事例を発表するとともにパネル展示をおこない、またパネルディスカッションにパネラーとして参加した(注2)。 このセミナーの趣旨は、自然環境 ▶︎続きを読む
森林保全プロジェクト
2006年11月2日~7日にかけて、サリジャ、ナンギ、ナンギ、ラムチェ、アウロの各村を訪問し、森林保全プロジェクトの進捗状況を確認しました。
1.サリジャ村 苗畑では、来年植林する苗(飼料木、材木用)が適切に育てられていました。今年の雨期1ヶ月間に、村人170世帯の参加で約15,000本を植林しました。アルゲリ(ミツマタ)、マヤ(飼料)は特に順調に育っています。松の苗 ▶︎続きを読む
(特活)ヒマラヤ保全協会は、自然と人間の共生をめざして活動をつづけていきます。本年度の活動のポイントは次の通りです。
(1)新プロジェクト地において「生活林造り」を着実に推進していきます。
(2)プロジェクト地において地域住民の「生活改善」に取り組んでいきます。
(3)国内イベントを開催し、会員の参画をうながします。
ヒマラヤ保全協会会員の方は、6月16日(金)までに出欠をご連絡 ▶︎続きを読む
ヒマラヤ保全協会ネパール会長のマハビール・プンさん
ヒマラヤ保全協会ネパールの会長として、文字通り現地事業をリードしています。アメリカ留学の経験もある国際派です。
2005年度ネパール事業報告
1.森林保全事業
(1)新プロジェクトを開始 外務省の支援により、パルバット郡サリジャ村とミャグディ郡ナルチャン村において、家畜飼料や薪・材木になる木を育て、住民の生活に役立つ「生活林」をつ ▶︎続きを読む