ネパール東部・ソルクーンブ地域でも苗木の育成をおこないました。
本年の総会では、特別講演(会員総会プレイベント)としまして、ネパール治水砂防技術交流会理事長/ヒマラヤ保全協会会員の大井英臣さんにお越しいただき、「ネパール・セティ川の土砂災害 -緊急調査報告-」と題してお話しいただきます。特別講演とスライドショーはどなたでも参加できます。お気軽にお越しください。
また、会員総会では、生活林づくりプロジェクトや、森林資源を活用した織物事業・紙漉事業など、現地事業の成果につきましてくわしく報告します。
【日 時】2012年7月8日(日)
14:00 開場
14:30〜15:00 特別講演「ネパール・セティ川の土砂災害 -緊急調査報告-」大井英臣
15:00〜15:30 スライドショー「生活林づくりと住民の生活改善
-サトヤマ・モデルの展開-」田野倉達弘
15:40〜17:00 会員総会
17:30〜18:45 懇親会
【会 場】モンベル渋谷店(5F)「サロン」 > 渋谷駅・ハチ公口から徒歩8分
【会場提供】株式会社モンベル
プログラム
1.特別講演
「ネパール・セティ川の土砂災害 -緊急調査報告-」
(ネパール治水砂防技術交流会理事長/ヒマラヤ保全協会会員 大井英臣)
2012年5月5日、ネパールのセティ川(ポカラに流れ込む川)で土石流災害(ヒマラヤツナミと言われる)が発生しました。土石流は、アンナプルナⅣ西斜面の岩崩落に始まり、途中激しく河岸を浸食しながら下流まで達し、死者・行方不明者72人をだす大災害となりました。死者・行方不明者の殆どはカラパニ(河岸の露天温泉、キャンプ場、レストランなどで週末には1000人近い観光客で賑わう)の観光客やレストランの従業員などでした。当日は天気がよく、まさに青天の霹靂だったようです。先日、演者を含む5人で現地調査を行いましたので、その結果を映像をまじえて報告します。
2.スライドショー
「生活林づくりと住民の生活改善 -サトヤマ・モデルの展開-」
(ヒマラヤ保全協会事務局長 田野倉達弘)
ヒマラヤ保全協会がネパールですすめている「生活林」づくりプロジェクトの進捗状況について、現地の写真をまじえて報告します。「生活林」とは、日本でいうサトヤマ(里山)に相当する林です。この里山の考え方と技術をネパールでも活かし、植林をベースにして、自然環境の保全と住民の生活改善の両者を実現していきます。サリジャ村ですすめている紙漉・織物プロジェクトの様子もご紹介します。
3.2012年度会員総会
開会挨拶
■第1号議案:2011年度事業に関する事項(事業報告)
(1)ネパール現地事業
(2)国内事業
■第2号議案:2011年度決算に関する事項(決算報告)
■第3号議案:2012年度事業計画
(1)ネパール現地事業
(2)国内事業
■第4号議案:2012年度予算
閉会
4.懇親会(17:30〜19:00)
■会費:3,000円程度(会場:地下1Fのスパイスマジック)