今年度は前回の2月の記事でも伝えましたが、何年かに1度訪れる種の不作の年になり、
樹種によっては(特にライカニュやニマロ、バダハル)種がほとんど収穫できませんでした。
また、わずかに得たものも不意に降る雹害(ひょうがい)見舞われる等
なかなか芽が育たないという残念な年になりました。

これを受けて現地の苗畑管理人を中心に今後さらに続くかもしれない気候変動に留意すべく
管理委員会によるミーティング行い対策が検討されましたが、
不意に訪れる天候の変化にどう対応するか懸案となりました。

今年度の育苗本数はジーン村で16,030本、バランジャ村で10,406本、
昨年度から苗畑を新設したパルバット郡のレスパル村では、雹害などはなく、6,664本となり、
合計植樹本数は3万3千100本となりました。

 

今年度の植林は当協会活動費・寄付金・助成金により、運営しています。
(助成金は公益社団法人 国土緑化推進機構 の「緑の募金」よりご支援いただいております)

 

 IMG_2799  IMG_2809
 IMG_2807 IMG_2822
 IMG_2830 IMG_2814
IMG_2837

環境デーに合わせて、環境を考えるイベントを開催しました (ジーン村)

 IMG_2841(1)

6月5日の環境デーに合わせて、
現地の森林レンジャーと IHCスタッフによる環境を考えるイベントを開催しました。
学生や子供たち、住民と一緒に
世界の森で何が起こっているか、ネパールでの植林の重要性などを学習しました。
最後にみんなで植林を行いました。

 IMG_2834  IMG_2831
 IMG_2846