ヒマラヤ保全協会は、ダウラギリ山麓パルバット郡に
新しく建設したレスパル村の苗畑の拡充を進めてきました。
またまだ広大な植林需要を抱えるミャグディ郡の
バランジャ村、ジーン村も昨年に引き続き植林事業を推進しています。
当会事業地の苗畑で育苗した本数は、
バランジャが20,157本, ジーンが15,091本, 初年度のレスパルが3836本でした。
植えた樹種はパイナスペチュラ、レックサラ、ロットサラ、ウッティス、シルム、
ニマロ、ライカニュ、トゥロファラット、サノファラット、トゥ二、バダハル、オカルなどです。
ダウラギリ地域事業村 サリジャ村、ドバ村、ベガ村、ダグナム村のハンドオーバーし、
村人たちが自立して植林事業を引き継ぎます。
今年度の植林は当協会活動費・寄付金・助成金により、運営しています。
(助成金は公益社団法人 国土緑化推進機構 の「緑の募金」よりご支援いただいております)
6月5日の環境デーに合わせて、 現地の森林レンジャーと IHCスタッフによる環境を考えるイベントを開催しました。学生や子供たち、住民と一緒に 世界の森で何が起こっているか、 そして、ネパールや発展途上国の自然林がCO2を吸収し、 世界の気候変動に影響を及ぼしていることを学びました。イベント後、学生から、 「まさか自分たちの住む国の森林が世界の気候に影響しているとは思わなかった。」 「おじいちゃん達が私たちのために植林をしているのだと思っていたけれど、 世界にも関わり合いがあると知って驚いた」 という声があり、 今後の地球の環境について考える良いきっかけになりました。 |
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