2016年11月から2017年2月の期間、
ジーン村、バランジャ村、レスパル村の3村で植林の準備が進められています。
新規に追加することが決まったレスパル村は、
ヒマラヤ保全協会の既存の植林エリアと近隣の村で、
何年も前から、ヒマラヤ保全協会に植林の支援要請をしていました。
(わざわざサリジャ村に来て、どんな支援を受けて植林をしているのか、聞きに来たそうです!)
晴れて、ヒマラヤ保全協会からの植林支援が決まり、その準備を進めています。
その準備とは…
1. 村全体での協議を繰り返して植樹の重要性に関しての共通理解を図ること
2. 住民全体の相談で苗畑管理人を選出すること
3. 苗畑管理人を中心に苗畑管理委員会を発足すること
4. 苗畑になる予定地を決定すること
5. 整地
6. 苗床を作り
7. 育苗
現在、育苗まで順調に進んでおります!
植林は、村人達自身が行います。
その為、植林の重要性、村の中での協力体制などの理解が得られることが、
とても重要です。
現在、レスパル村で育てている樹種は初の試みなので、
ニマロとパイナスペチュラの2種としており、
初年度目標3千本として育苗を始めています。
もともと植林しなくてはいけないエリアが広大に残っていた
残りの2村、ジーン村、バランジャ村でも育苗が進められており、
樹種はパイナスペチュラ、レイクサッラ、シルム、ニマロ、ライカニュ、ファラット、ティムール、ボダバルなどを育てています。
2村とも1万5千本を植林目標としております。
3村合計で、3万本3千本を目指して順調に活動を続けています。
なお、今年度の植林は当協会活動費・寄付金・助成金により、運営しています。
(助成金は公益社団法人 国土緑化推進機構 の「緑の募金」よりご支援いただいております)