《第4回 ヒマラヤ・ワークショップ》ヒマラヤの民族多様性とチベット人
カクベニ
ネパール西北部に位置するカクベニ。正面北方は、はるかチベットへつづいている。

今回のヒマラヤ・ワークショップでは、在日チベット人のリンジン・ギャリ・野口先生を講師としておむかえし、「ヒマラヤとチベット人」についてのご講演をいただきます。先生には、チベットの自然・文化、チベット人のライフスタイル、ネパールとチベット、チベットの民族と難民、チベット文化研究会などについてお話しをいただきます。

リンジン・ギャリ・野口先生のご講演に先立ち、ヒマラヤ保全協会事務局長が、ヒマラヤの民族構成のアウトライン、チベット人とともにおこなったヒマラヤ保全協会の国際協力活動、ムスタン・エコミュージアムとチベットなどについて概説をさせていただきます。

是非この機会に、ヒマラヤとチベット人について理解をふかめてください。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

【日 時】2012年6月3日(日)14:30 – 16:30
【会 場】JICA地球ひろば・セミナールーム303
  > 東京メトロ日比谷線・広尾駅・3番出口下車・徒歩1分
【講 師】
 チベット文化研究所講師 リンジン・ギャリ・野口
 ヒマラヤ保全協会事務局長 田野倉達弘
【プログラム】
 14:00 開 場
 14:30 開会の挨拶
 14:35 講演(1)「ヒマラヤの民族とムスタン・エコミュージアム」
ヒマラヤ保全協会事務局長 田野倉達弘
 14:55 質疑応答
 15:05 (休憩)
 15:15 講演(2)「ヒマラヤとチベット人」
チベット文化研究所講師 リンジン・ギャリ・野口
 16:00 質疑応答
 16:30 閉 会
【申込み】前日までにe-mailでご氏名をご連絡ください。(参加無料)
【申込先】ヒマラヤ保全協会事務局 e-mail: ihcjpn★ybb.ne.jp(★を@に変えてご送信ください)
講師紹介

講師紹介:リンジン・ギャリ・野口

チベット、カム州ニャロン村うまれ、生後まもなくインドへ亡命する。1979年、デリー国立大学卒業。1986年来日。1991年〜現在、チベット文化研究所にてチベット語講師をつとめる。また、1999年~現在、NPO教育福祉基金担当。1995年~2005年、拓殖大学・チベット語非常勤講師。1997年4月~現在、和光大学非常勤講師『チベットの歴史と文化』。2004年〜2009年、フェリス女学院大学非常勤講師『チベット文化圏について』。その他、チベット関係のテレビ放送の翻訳多数。

リンジン先生からひとこと「ヒマラヤ地域に花開いたチベット文化、その中で自然や文化を通じて、その社会の在り方、慣習、難民生活など、チベット人の生活全般、及び地域のヒマラヤに住む人々についてお話します」

苗畑
チベット料理
ダウラギリ地域
ムスタン・エコミュージアム
苗畑管理人を指導する現地スタッフ
チベット伝統医のチアピ先生

ヒマラヤの民族

ネパール・ヒマラヤの民族分布の模式図