《第5回エコ・ハイキング》(自然ふれあいイベント)
エコ・ハイキング

今回のハイキングは、小田急線・渋沢駅を起点に、1272.5mの丹沢「鍋割山」を目指し、山頂の鍋割山荘で1泊しました。鍋割山稜は丹沢の中でもブナ林がよくのこっていることで有名で、たおやかな山容で親しみやすかったです。天気はあまりよくなかったですが、明け方には、秦野~相模湾がよく見えました。前回の塔ノ岳よりも楽にのぼれるかとおもいましたが、結構急な坂がつづきました。

【日 時】2009年5月23日(土)~24日(日)《1泊2日》
【集合日時】2009年5月23日(土)11:00(時刻厳守、11:18分発のバスにのりました)
【集合場所】小田急線・渋沢駅(改札口)
【今回のコース】
 ■初 日:渋沢駅→(バス15分)→大倉バス停→二俣→後沢乗越→鍋割山(鍋割山荘泊)
 > 鍋割山荘のサイト
 ■2日目:鍋割山→後沢乗越→栗ノ木洞→寄(やどりき)→(バス25分)新松田駅
【解 散】 5月24日、小田急線・新松田駅にて昼食後解散

【参加費】実費(鍋割山荘宿泊料6,300円/2食付、交通費)。
【必須携行品】□ トレッキングシューズ、□ 歩きやすい服装、□ 雨具(レインウェア、傘。ザックカバーもあった方がよい)、□初日の昼食、□ 行動食、□ 水筒(2L程度)、□ タオル、□ 保険証、□ 帽子、 □ 着替え、□ ヘッドランプ、その他必要な物

 解説「丹沢山地からヒマラヤ山脈をとらえなおす」

 丹沢山地はどのようにして形成されたのでしょうか? 最新の地球科学の研究成果によりますと、それは、伊豆半島がフィリピン海プレートの上にのって移動してきて日本列島に衝突した結果、その衝突部分がもりあがって形成されたとかんがえられています。
 一方、ヒマラヤ山脈はどのようにして形成されたのでしょうか? これも、最新の地球科学の研究によりますと、インド亜大陸がプレート運動によってユーラシア大陸に衝突して、その衝突部分がもりあがって形成されたとされています。
 このように、丹沢山地とヒマラヤ山脈は、「衝突」という同様な地殻変動によって形成されたのであり、丹沢はヒマラヤのミニチュアであるとみなすと理解が急速にすすみます。
 ヒマラヤ保全協会は、今後とも「丹沢からヒマラヤをとらえなおす」取り組みをつづけていきます。どうぞご期待ください。