《第35回 ネパールサロン》- 生活林づくりから生活改善・収入向上へ –
生活林がベースになる
プロジェクトの「ピラミッド・モデル」(生活林づくりのうえに、生活改善、収入向上の各プログラムをかさねていく)

ダウラギリ・プロジェクト(生活林づくりを通した山村復興支援プロジェクト/5ヵ年計画)は、2011年2月1日にはじまりました。これまでに、苗木を育成する苗畑を建設、植樹を開始し、また、住民の生活を改善するプログラム、住民の収入を向上させるプログラムを順次実施してきました。事業開始から1年後の成果(アウトプット)を現地の写真をまじえて報告します。

「生活林」とは、日本でいう里山に相当する林のことです。これは、地域の自然環境を保全するだけでなく、地域住民に森林資源を供給し、住民の生活を改善する効果をもちます。さらに、森林資源を活用して、紙漉きプロジェクト、織物プロジェクト、養蜂プロジェクト、椎茸栽培プロジェクトなどを実施することができ、住民の収入向上にも貢献することもできます。

今回の報告会では、「生活林づくり」→「生活改善」→「収入向上」のながれを重点的に解説します。

【日 時】2012年3月24日(土)15:00 – 17:00

【会 場】ヒマラヤ保全協会事務所 > JR代々木駅徒歩10分

【講 師】ヒマラヤ保全協会事務局長 田野倉達弘

【申込み】前日までにe-mailでご氏名をご連絡ください。(参加無料)

【申込先】ヒマラヤ保全協会事務局 e-mail: ihcjpn★ybb.ne.jp(★を@に変えてご送信ください)

ダウラギリ地域
植樹をすすめる
苗畑管理人を指導する現地スタッフ
住民が枝打ちを実習
苗畑
漉いた紙を天日干しする