– ネパールNGOネットワーク・シンポジウム –
ネパールでも、都市部と山村僻地との間で格差がひろがっています。ネパール山村僻地では、外国に出稼ぎにでる男性が激増、住民のライフスタイルが大きく変化してきています。
今回は、山村僻地でのNGO活動について紹介するとともに、現在すすめられている、いくつかのNGOによるネットワーク・プロジェクト(カルナリ協力会、ネパールやぎの会、ヒマラヤ保全協会など)について解説し、議論をふかめました。
ネパール山村僻地で暮らす人々はとてもまずしい生活をしています。たとえば、ネパール西部山岳地帯に位置するディリチョール村(カルナリ協力会の事業地)では、食べるものがなくてお腹が大きくふくらんでしまった子供達をよくみかけます。このような人々にとってまず必要なことは最低限の暮らしができるようになることです。自給自足の生活ができるようにならなくてはなりません。そこで、私たちのネットワークではサツマイモの栽培にトライしています。また、森林資源を住民に供給することができる「生活林」育成の計画もしています。これらのとりくみにより、ゆたかとまではいかないまでも住民の生活基盤をつくりだすことができます。生活基盤ができれば、その基盤のうえに、生活改善・文化プログラムなどをのせていくことも将来的には可能になります。
【日 時】2011年7月23日(土)14:00-15:00(受付開始:13:30)
【会 場】JICA地球ひろば、402セミナールーム > 東京メトロ 日比谷線 広尾駅下車徒歩1分
【話題提供&司会】ネパールNGOネットワーク事務局長 田野倉達弘
【会 場】JICA地球ひろば、402セミナールーム > 東京メトロ 日比谷線 広尾駅下車徒歩1分
【話題提供&司会】ネパールNGOネットワーク事務局長 田野倉達弘