10月22日、WSDOのラムカリさん講演が無事に終わり、
雨の中、会場満員になるほどの沢山の方々にお出で頂き、本当にありがとうございました。
現在400名もの女性たちが所属する団体となったWSDOを率いるラムカリさんより、
貴重な現地の名前の声を聞く事ができました。
【ラムカリさんの講演内容】
ネパールでは、男尊女卑の文化が根強く残っており、特に地方の村では、女性の収入だけで子供を育てなくてはならない状況があります。
女性達が自立して、生きる為の技術を身につけて行く事が重要であると思い、WSDOを立ち上げました。
当初はデザインとマーケット等問題があり、売上げを伸ばすことができなかったのですが、
JICA(国際協力機構)と英国の団体の支援によりが解決されました。
JICAからは4名の青年海外協力隊(注)が派遣され、大変大きな技術支援をして頂けました。
子供の面倒を見ながら家でも作業できるように簡単な織り機を使用したり、
なかなか旅行へ行く事のできない女性達を旅行に連れて行きます。
また、子供への奨学金、婦人系病気に関する保険衛生相談など
女性が技術を身につけながら生活向上のサポートをしております。
JICA,シャプラニールさん,ヒマラヤ保全協会さんに沢山のご支援を頂いていることを
深くお礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
【WSDOの素敵な商品のご紹介】
ヒマラヤ保全協会デザインで、WSDO製造した商品が、
シャプラニールの2015年春夏での販売することになりました。
是非、ご覧下さい。
【注釈】3人目の青年海外協力隊として派遣されたのが、現在のヒマラヤ保全協会事務局長でした。
協力隊当時に築かれた信頼関係を元に、活動地(サリジャ村)で取れたヒマラヤイラクサで織った織地は、
WSDOを通して、素敵なバックや小物に作られています。
【広報担当より】
講演前にシャプラニール勝井さんと一緒に、フェアトレード関係の店舗を視察しました。
渋谷のグラスルーツさんに訪問した際に、
ヒマラヤ保全協会理事の遠藤さんが制作しているヒマラヤンマテリアルのグッツが販売されていました!